中小零細企業あるあるで哀し過ぎる…(汗 体力あるうちはまだ誤魔化せるんだけどねぇ…

従業員間の確執で破産…鋼構造物工事「ウエダ工業」退職者相次ぎ人手不足に陥る 負債総額 約1億円 東京商工リサーチ | TBS NEWS DIG
鋼構造物工事の「ウエダ工業」が、11月18日までに富山地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことがわかりました。負債総額は約1億円とみられます。東京商工リサーチによりますと、富山市の鋼構造物工事業「ウ…

社会環境の変化etcに伴い経営環境が急激に悪化、そしてそこにきて、かねてから存在していた職場環境問題が火を噴いて炎上、沈没…
何と言いますか、日本の中小零細企業あるある、あるある過ぎで切なくなってきます…(汗

まあ私もこのウエダ工業さんが身を置く施設建設系の業界の内情や、社内環境を知っている訳では無いので何とも言えませんが、この倒産に至るまでの構図自体は、あるあるだよなぁ…(汗 って感じました。
あくまで想像ですが、問題社員なのか問題管理職なのか知りませんが、所謂職場のガン的な人物が、職場の地縛霊みたいな感じで、長年ずっと土着していたんでしょうねぇ…

腐ったミカンは周りのミカンも腐らせる。
人間はミカンでは無く自らの意志で動く事が可能だから、様々なしがらみでがんじがらめになっている中堅~ベテラン社員とは違い、若手社員はそんな腐れミカンが幅をきかせいてる企業はとっとと辞めて、新しいキャリアを求める。
泥船にいつまでもしがみついているのは、中堅以上の社員のみ。
しかしその泥船船員達も、「いよいよコレはヤバいか?」となると、比較的年齢の若い、まだ潰しのきく者から順に決断し、泥船から飛び降りる…
あるあるですね(汗

現場猫の世界みたいに、おかしな社内環境に長年身を置いてそれに慣れてしまうと、その環境の異常さに麻痺してしまうもんなんだよね…
企業としてある程度の規模感のある企業なら、一部がそんな感じでもトータルボリュームで薄められて、大きな問題として噴出するには至らず、不幸にも長年ズルズル… となるのですが、中小零細だと少しの波ですぐ転覆する。

ま、技術職、現場職系の人材は引く手あまたの世相でしょうから、あまり条件に拘らなければその離職社員達も職に窮する事は無いでしょうが、次に乗船する船もまた泥船、というのが充分あり得るのが日本の中小零細企業の実態(汗
仮に職種職域は同じ職に就けたとしても、ある程度の年齢になって、新しい環境でのリスタート、ってのも、これまたキツいからねぇ。
「遅きに失する」ってやつでしょうか。
それも自分の判断の結果ですから、それはそれで仕方無しですが。

てか改めて報道の内容を見てみると、売上高が5011万で負債総額が約1億円?
で、当期が1883万円の赤字?
うーんコレ、単純に経営の問題ちゃうか(汗
当期が1883万円の赤字で負債総額が約1億円って事は、過去数年に渡り赤字を垂れ流してたんでしょ?
社内環境の問題も一因としてあったんだろうが、そもそものキャッシュフロー自体がマイ転横這い潜航なら、そら遅かれ早かれ沈没しますわな。

とにもかくにも元社員の皆さんにおかれましては、新環境では人間関係のストレス無く、穏やかな環境でリスタートがきれる事をお祈り致します…

#ウエダ工業 #破産